「会議は踊る、されど会議は進まず」福祉介護事業の経営者・施設長のためのメルマガ通信第27号

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「会議は踊る、されど会議は進まず」福祉介護事業の経営者・施設長のためのメルマガ通信第27号

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2020/09/19 「会議は踊る、されど会議は進まず」福祉介護事業の経営者・施設長のためのメルマガ通信第27号

令和2913

 

こんにちは。

 

福祉マネジメントラボの大坪信喜です。

  

大分秋らしくなって参りました。

 

8月のはじめまで大雨で、例年より梅雨が長引きましたので

 

今年の夏は、短かったように感じますが、皆様は、どうお感じでしょうか。

  

最近の報道によりますとGDP3割落ち込んだそうです。

 

私も他県への出張がなくなり、売上も減りましたが、一方で、財布の中の

 

お金も減りません。

 

以前は、新幹線に乗るたびに、横浜駅でシュウマイ弁当とお茶を買って、

 

新幹線の中では、コーヒーを飲んでいましたが、このような支出が一切

 

なくなりました。

 

これが、GDPが消滅するということなのでしょう。

 

引き続き、飲食業は厳しい状況にさらされているようです。

 

飲食業から介護に流れてくる人材も増えて来るのではないかと感じています。

 

東京八王子で特養を経営されている社会福祉法人の理事長からお聞きした話

 

ですが、しゃぶしゃぶの全国チェーンで有名な「木曽路」の店長が、介護を

 

やりたいと言って、採用面接に来たそうです。

 

私にも、姫路で飲食業を営んでいる方から、問合せがありました。

 

コロナ禍で苦しんでいる福祉介護事業所のために、国の資金繰り支援について

 

いたページ をご覧になったようで、

https://fukushi-mng.jp/corona/

 

「うちが使える支援策はあるか。」との、お問い合わせでした。

 

「弊社は、福祉介護事業専門のコンサル会社です。」と、言ってはみたものの

 

あまりの必死さに、何とかお役に立てないかと思い、日本政策金融公庫の

 

資金繰り融資の流れとポイントを一通り説明しました。

 

1カ月前の話ですが、あれから何も連絡が来ないところをみると、

 

無事に融資手続きが進んでいるのではないか、と勝手に推測しています。

 

一方、ベトナムやフィリピンで日本語学校を運営している、ある経営者、

 

この方は、内閣の諮問機関で、外国人介護人材関係の委員も務めていた方ですが、

 

この方の話では、今回の入国制限で、介護職の技能実習生の入国も、すべて

 

止まっているそうです。

 

そして、特定技能実習生は、これで来なくなるだろう、だから、実習生や

 

留学生が人材不足対策につながることはないだろう、とのことでした。

 

逆に、失業者が増えることで、日本人だけで賄えるようになるんじゃないか、

 

とも仰っていました。

 

私も全く同感です。

 

先の「木曽路」の話ではありませんが、これから飲食業を中心に、多くの企業、

 

店舗が倒産廃業する構造転換の中で、今後、介護福祉事業に失業者が流れてくる

 

のではないかと感じています。

 

さて、今月もご縁に感謝してメルマガをお送り致します。

 

「福祉介護事業の経営者・施設長のためのメルマガ通信」第27

 

「会議は踊る。されど、会議は進まず。」

19世紀オーストリアの将軍 リーニュ侯爵)

 

福祉介護事業に限らず、会議による時間の浪費が多いようです。

 

福祉介護事業所の会議に出席していて、8割は、時間が浪費されている会議

 

ではないかと感じています。一方で、2割は素晴らしい会議をされています。

 

時間が浪費されている会議とは、どのような特徴があるか。

 

時間が浪費されている会議は、資料の読み上げに終始しています。報告会です。

 

そして、何も決まりません。会議をやる前とやった後で何が変わったか。

 

これが重要だと思います。会議にもアウトプットが必要です。

 

それは、決定事項です。

 

あるいは、会議の後、出席者全員のモチベーションが上がったのなら、

 

これも大きなアウトプットです。

 

また、必要のない資料が多いように思います。

 

現場は多忙にも係わらず、会議のための資料作りに多くの時間を費やしています。

 

トヨタ自動車は、会議の時の資料は、A4一枚と決まっているそうです。

 

どんな複雑な議案でも、A4一枚にまとめるのがスキルなのです。

 

加えて、参加者が多すぎます。

 

情報が伝わらないという理由で、実に多くの人を集めます。

 

時給2000円の正職を20人集めて2時間会議をすると、8万円掛ります。

 

パソコンが1台買えます。パソコン1台分のアウトプットがあるのか。

 

金額もさることながら、膨大な時間を消費します。

 

20×2時間=40時間、毎月開催すれば 40時間×12回=480時間(年間)

 

これだけの時間を現場に投入すれば、現場はどれだけ助かるか。

 

ですから、会議のメンバーは、宛て職ではなく、当事者意識のあるメンバに

 

限定して、少数精鋭で行なうべきです。

 

また、会議の数自体も見直す必要があります。

 

同じようなメンバーで、同じような話をしている会議が複数存在していないか。

 

一方、現場で行なわれている会議や委員会にたまに出席してみると、資料も

 

何もなく、議案さえないこともあります。

 

そして、持ち回りで、毎回違う司会者が「何かありませんか。」と言って

 

始まります。「何かありませんか。」と聞くような会議、委員会は、開く

 

意味がありません。時間のムダです。

 

会議は、議事録と議案をセットで回していく、連続性と一貫性が大事です。

 

議事録がない会議は、生産性が極端に落ちます。

 

会議の前に議事録を確認して、会議を始めないと前回の会議で聞いた話が

 

また出てきます。そして、同じような話になっていきます。

 

会議で決定したことは、議事録に明記して、即実践しなければなりません。

 

実践せずに、この決定を蒸し返しているようでは、前回の会議が無駄になります。

 

前回議事録で未決になっている案件が、次回の議案になります。

 

1回1回、結論を出し、決定事項を実践できるのが、良い会議と言えるでしょう。

 

7年前になりますが、実務教育出版から会議についての本を出版しています。

 

https://www.amazon.co.jp/%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%83%BB%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E3%81%AE%E8%81%B7%E5%A0%B4%E6%94%B9%E5%96%84-%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%99-%E5%A4%A7%E5%9D%AA-%E4%BF%A1%E5%96%9C/dp/4788903105/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1457825005&sr=8-1&keywords=%E5%A4%A7%E5%9D%AA%E4%BF%A1%E5%96%9C

 

以上、何かのご参考になれば誠に幸いです。

 

お忙しい中、最後までお読み下さり、有難うございました。

 

次の第28号は1010日頃に配信致します。

 

以上、

1.内容は、興味がもてますか?

2.疑問点、ご意見はありますか?

3.その他、感想、希望テーマ等

差し支えない範囲で、日々お考えになっていることをご意見くださると、

テーマ選定や内容を考える上での参考になりますので、お気軽にご返信を

頂けますと幸いです。

※感想やご意見は、当方の励みになりますので、是非宜しくお願い申し上げます。

 

【文責】—————————————————————————

福祉マネジメントラボ

代表 大坪 信喜

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と考えています」

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